“ゆるまじめ”な子育て応援メディアbabyco編集部です。妊娠・出産・育児というライフステージで大変なママもパパが、ゆる~く、でもまじめに学びながら、 子どもと共に楽しく成長するためのヒントをご提供するのがモットーです。
ママとお腹の赤ちゃんの健康をつくる食事。妊娠中の食事は、胎児の健康と出産時の体力をつけるために。
私が勤めている助産院でもそうなのですが、最近の妊婦さんには“冷え”の症状がよく見られます。そのまま放っておくと、お腹のはり、腰の痛み、便秘、足のつり、むくみ、難産につながることもあるので本当に心配です。
冷えを治すには、日々の食事がとても重要になります。体温は37度程ありますから、それより低いものをとり過ぎると内臓が冷え、夏バテや疲れの原因になります。また、野菜を生でばかりで摂るのも、季節によっては体をとても冷やします。真夏は野菜を生でとっても構いませんが、秋から春は、生野菜より茹で野菜、煮野菜をとりましょう。
単に太りたくないからと炭水化物を抜いていませんか? 妊婦さんにはエネルギーが欠かせません。出産時のものすごい力を蓄えるために体力を温存するのもママの仕事です。
野菜の栄養を効率よくとるためには、旬の野菜を季節に合った料理で食べるのが理想。季節にとれるものは、そのときの体調を整えてくれる成分が含まれているからです。
1日に必要な摂取カロリー:
約1800~2200kcal
*年齢、活動強度によっては、もっと多い場合もあります。
「妊娠期間中にとってほしい栄養素」のほか、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させる葉酸をはじめ、ビタミン類やミネラルなどがよく言われています。