妊娠7カ月のママへ vol.1

ママの体形変化とマタニティ下着

妊娠7カ月頃になると、赤ちゃんの体もだいぶ完成してきて、動きも活発になってきます。ママ自身が胎動を感じるだけでなく、パパがママのお腹に手を置いても胎動がわかるようになるでしょう。6カ月から7カ月にかけて、聴覚も発達し、外の音も伝わるようになりますから、赤ちゃんに声がけをしてあげてもいいですね。赤ちゃんは生まれるとき、胎内の記憶をもったまま生まれてくるという研究も進んでいます。「ママがこんな歌をうたってくれた」といったような記憶があるともいわれています。
こうして赤ちゃんが大きくなるにつれ、ママのお腹もぐんと大きくなります。お腹だけでなく、バストも2カップぐらい大きくなっていくでしょう。そうした変化に戸惑うママもいるかもしれませんが、赤ちゃんを育てるための体になっているんだな、と受け止め、自分の体を大切にケアしていきましょう。

ママの体を守るうえで、下着もきちんとマタニティ用にしましょう。一般的な下着でサイズの大きなものを選んで代用するのは、おすすめできません。マタニティ専用下着は、ママの体の変化にあわせた立体的な裁断で、機能的にもおなかやバストをしっかりとサポートしてくれます。その分、体への負担も軽くなり、結果的に体型維持にもつながりますよ。
妊娠初期からマタニティーインナーを取り入れるのがベストですが、体形の変化が激しいこの時期、すでにマタニティーインナーを使っている人も、これからの人も、もう一度自分にあったインナーを確認してみましょう。

必ず試着をしたい、ブラジャー選び

♪マタニティブラジャー(ワイヤー入り)
通勤時に体のラインはきれいに見せたい、しっかりホールドしたいなら、マタニティブラジャーを。
♪ワイヤレスブラ
体のラインはきれいに見せたいけれど、締め付けられないようにしたいなら、ワイヤレスのブラジャータイプがおすすめ。
♪ハーフトップ
とにかくラクが一番、圧迫されるのが嫌、家にいる時間が長いといった人なら、ハーフトップを選びましょう。
♪ブラトップ
キャミソールやタンクトップの内側にブラジャー機能がついたブラトップ。冷え防止にもなります。

どのタイプも、授乳をしやすいようにフロントオープンやサイドオープンになっているものを選ぶと、産後の授乳時にも使えて便利です。
授乳時の母乳漏れを防ぐ、母乳パッドが挟めるとなおいいですね。
ワイヤーやゴムはしっかり支えてくれるぶん、圧迫を感じる人もいるかもしれません。下着だからと遠慮せず、試着してみて自分にあったものを選びましょう。

機能性を備えたマタニティショーツ

♪すっぽりタイプ
お腹をすっぽり包んでくれるマタニティ―ショーツは、お腹の赤ちゃんをサポートするだけでなく、冷えからも守ってくれます。ウエストのゴムが調整可能なタイプなら、出産前後まで利用可能。この時期、敏感肌になるママも多いので、肌触りのよい素材を選びましょう。近頃は、ボクサータイプなどもあり、パンツの時もラインが出にくい工夫もされています。
♪ローライズタイプ
お腹を下から支えるローライズタイプは、胃を圧迫しないのが魅力。ウエスト部はゴムを使わず、幅の広いストレッチ素材でお腹を下から支えます。産後も使いやすいデザインですが、お腹が大きくなってハリを感じるときは、妊婦帯などと組みあわせて上手に使いましょう。
♪産褥ショーツ
産後には、数日から数週間に渡り、子宮に残った血液が輩出される悪露(おろ)があります。そのため、産後は産褥パッドを使います。生理用ナプキンより一回り大きなものです。産後は会陰切開や帝王切開など、ママの体は思ったように動きにくいので、ショーツを脱ぎ履きするのもひと苦労。そんな体調でパッドを取り換えるので、下着を脱がずにパッドを取り換えられる産褥ショーツがあると便利です。漏れ防止に防水加工がされているものもあります。初めて見るママも多いでしょうから、マタニティ―ショーツを選ぶときに産褥ショーツもチェックしてみましょう。
産院によっては、出産セットに含まれているところもあるようなので、確認してみましょう。

お腹と腰を守る妊婦帯

♪腹巻タイプ
付け外し、周囲を調整できるので、初期から産後直後まで幅広く使えます。おなかをやさしくサポートしてくれ、締め付けが苦手な人におすすめ。
♪ベルト(サポーター)タイプ
中期以降はお腹がぐんと大きくなって、腰をそったり、重いお腹を腰で支えたりと、腰痛に悩まされるママもいるでしょう。お腹の丸みを立体的にサポートしながら下から支えるベルトタイプは、そうした腰への負担をやわらげてくれます。周囲も調整できるので、その都度、心地よいフィット感を保てます。
♪パンツ(ガードル)タイプ
ずり上がったりすることがないので、外出時や通勤時はパンツタイプがおすすめです。締め付ける一般的なガードルとは違い、立体的なお腹を機能的に支えてくれます。
♪骨盤ベルトタイプ
ママの体は肉付きが変わるだけでなく、出産しやすい体へと骨格から変化します。骨盤もゆるんでくるので、骨盤ベルトでしっかりサポート。骨盤を安定させることで産前の腰痛対策にも。産後はゆるんだ骨盤をしっかり締めて、徐々に産前の状態に近づけます。