「ピーマン」をおいしく楽しく食べよう!|赤ちゃんのための食育通信 vol.8

ピーマンの苦味や香りは、成長しながらゆっくり克服♪



昔も今も、子どもたちの苦手な野菜の上位にランクインする「ピーマン」。苦味の感じ方に個人差はありますが、実は成長とともに克服しやすい野菜でもあるんです。
ピーマンは、未熟(緑)なうちに果実のなかに種を作ります。外敵から身を守るため、動物たちが嫌う味成分を多く持っているんです。私たち人間をはじめとする動物にとって、苦味は本能的に拒否したくなる味。とくに生後6ヵ月ごろまでは苦いものに拒否反応が起こりやすいとされています。しかし、成長するにつれて味覚が発達し、大人になると苦味を受け入れやすくなるのです。

◆ ピーマンとパプリカはどこがちがうの?
パプリカは苦味が少なく、甘み成分が豊富です。皮の食感が際立つピーマンに比べ、果肉がみずみずしいのも食べやすさの理由のひとつ。


ピーマンの苦手なところ別 おいしく楽しく食べるコツ!


●ピーマンの苦味を軽くするには?
ピーマンの苦味の原因であるクエルシトリンという成分は、水に溶け出しやすいのが特徴です。調理前に水でさっと煮ると、苦味をやわらげる効果が期待できます。また、かつお節やマヨネーズなど旨みや塩味のある食材や調味料と組み合わせることで、苦味をより感じにくくなるといわれています。

※マヨネーズは、離乳食後期から少量を使用。


●ピーマンの緑色がいやな場合は?
ピーマンを細かく刻み、ひとくち餃子や包み揚げなどの中身が見えない料理にこっそり混ぜてみるのがおすすめです。また、ほかの野菜のポタージュに混ぜ込めば、ピーマンの緑色がわからなくなるので自然と食べられるきっかけになります。じゃがいものポタージュなどは、ピーマンの苦味が加わることで味に深みが出るんですよ♪

●ピーマンの香りが苦手なら?
食材の香り成分は加熱によって気化しやすく、冷ましたほうが香りを感じにくくなります。ピーマン特有の青くささにはピリジンという香り成分が関与しており、水に溶ける性質があります。そのため、小さく切って加熱したり、水煮などの調理方法でしっかり加熱し冷ましてから食べたりすると◎。

※電子レンジのような時短かつ無水加熱だと、香り成分が残りやすいと考えられます。



ピーマンをおいしく食べるレシピはこちら!

【完了期】なすとレバーのコクうま煮込み



今回お話を伺った先生
奥野由先生(母子栄養指導士)

一般社団法人母子栄養協会とは?
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