ベビーのからだのひみつ③からだ・手足のこと

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関節もやわらかく皮膚もふわふわ

赤ちゃんを仰向けに寝かせると手足は屈曲していて、大人とは大きく違いますよね。手足が曲がっているのは、ママのお腹のなかで小さく丸まっていたからです。
からだをさわってみるとふわふわ。ふわふわなのは皮下脂肪の厚さがあって、筋肉量が少ないからそう感じるんでしょうね。
からだをさわっていると心音が早いなと思うでしょう。赤ちゃんの心臓は大人よりも小さいので、1回に送り出す血液量が少ないんです。だから回数を多くして補っているんです。

蒙古斑は背中や肩に出ることもあります

イラスト:achaca

蒙古斑は赤ちゃん特有の青あざのこと。黄色人種のほとんどの子のお尻や肩、背中に現れますが正常のものであれば成長とともに薄くなっていきます。

首すわりから体の中枢が発達します

赤ちゃんの腕を軽く引いて起こしたときに頭がぐグラつかないとか、体を傾けたときに顔が並行になるなど、体の軸に合わせて頭をコントロールできることを「首がすわる」といいます。発達していく過程で、体の中で反射の中枢が次第にできあがっていくと首がすわるようになり、寝返りができるようになり、やがておすわりもできるようになっていきます。

3ヶ月くらいまではよく吐きもどします

生後3ヶ月くらいまでは、せっかく飲んだミルクを吐いてしまうことがありますが、とくに病気もなくご機嫌なら心配はいりません。これは胃の入口で逆流を防ぐ噴門が未発達だからです。

関節は外れやすいのでご用心

赤ちゃんの関節は大人よりもまだ柔らかいので、強く引っ張ったりすると外れやすいのは本当です。腕が上がらなくて泣き止まないようなら診察を受けてください。

O脚は少しずつ治りますむりやり引っぱらないで!

生まれたばかりの赤ちゃんはO脚でガニ股気味。でもこれが自然体なんです。身長が伸びて下肢が長くなると、O脚を治そうと足を無理に引っ張らないでくださいね。

ベビーは汗っかき?

汗腺の量は大人とそう変わらないといわれています。じゃあなぜ赤ちゃんは汗っかき? 発汗量って体表面積に比例するんです。赤ちゃんは丸っこいでしょ。だから大人と同じ量でも、体表面積が小さいので1か所の面積あたりからたくさん出るというわけです。

ぽっこりおなかがトレードマーク!

赤ちゃんのおなかはぽっこりと出ていますよね。これは腹筋が薄く、胃など内臓がふくらむと、そのままおなかの形に影響してしまうためと考えられています。胃の大きさは相対的に大人とあまり変わらないのですが、何しろ大食いなので、食べるとぽこっと出やすいのだと思います。

ゆるめのうんちは代名詞

ゆるめのうんちは、母乳や離乳食の赤ちゃんにはよく見られます。でも、下痢が続いたり元気がない場合は、感染症にかかっている可能性がありますので、医師に診てもらってください。

新生児のおしっことうんちの量と回数

膀胱の容量が20mlほどなので溜めておくことができずに場所や時間を選ばずにおしっこをします。
●1日のおしっこ回数|15-20回くらい●1回のおしっこの量|5-20ccくらいうんちも、便意をもよおすと赤ちゃんはガマンしないのでうんちが出ます。
●1日のうんち回数|2-10回くらい
●1回のうんちの量|5-15gくらい

お話を伺った先生
榊原 洋一 (さかきはら よういち)先生
1976年、東京大学医学部卒業。医学博士。小児科医。
日本子ども学会理事長。お茶の水女子大学名誉教授。小児神経学や発達心理学を専門とし、主に子どもの発達や発達障害に関する研究を行っています。
著書も多数!