妊娠中の風邪や体調不良②受診のタイミング

妊娠中の風邪は、十分な水分と栄養補給、休息が大切ですが、症状によっては受診したほうが早くラクになることも。受診のタイミングを知っておきましょう。


症状別 受診のタイミング


せき

せき込むたびにおなかに力が入るのでママにも赤ちゃんにも負担がかかります。せきが止まらず、なかなか治らない場合は受診をおすすめします。


鼻水

鼻がつまって息苦しかったり、発熱や倦怠感など別の症状がある場合は無理せず受診しましょう。


頭痛

休息をとっても治らない、妊娠中でも服用できる頭痛薬を飲んでも治らない、くり返し頭痛が起こるようであれば、すみやかに受診してください。


発熱

高熱が出たり、微熱が長引いたりする場合は受診しましょう。風邪の引きはじめで、休息と栄養をとって回復する程度であれば、まずは様子をみましょう。


腹痛

切迫流早産などの疑いもあるので、「ただの腹痛だし」と自己判断せず、すみやかに受診してください。


下痢

水様便が何度も出る場合は、流行性の胃腸炎の疑いや、脱水症になる可能性もあるので受診を。いつもより便が少しゆるい程度で、すぐに治まるようであれば様子をみましょう。




受診時の注意点

まずは妊婦健診を受けている産婦人科や助産院に相談を。ほかの医療機関の受診をおすすめされたら、必ず医師に「妊娠中」と伝えてください。


<主な持ち物>

  1. 母子手帳・保険証
  2. 症状経過を書いたメモ
  3. お薬手帳

<医師に伝えること>

これまでの妊娠経過と、服用した薬の名前



坂田 清美(さかた きよみ)先生

助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。



イラスト:きどふみか

関連記事