妊娠中・産後のむくみ

 妊娠中のむくみは、血行不良やホルモンの変化が主な原因です。妊娠8ヵ月頃から下半身のむくみを感じたり、痛みやだるさを伴う場合も…。産後は徐々に解消されるので問題はいりません。マッサージや食事など、セルフケアで解消しましょう。


むくみの原因

妊娠中はホルモンの影響で血液中の水分量が増えるため、皮下組織に水分が溜まります。おなかが大きくなると静脈を圧迫し血行不良により、代謝が下がり下半身がむくみます。産後は出産疲れや睡眠不足が原因でむくみが顔や手に出ることも。


むくみの症状

肌の表面を指で押したときに、しばらく跡が消えなければむくみのサイン。すね、ふくらはぎ、足首、足の甲などが症状の出やすい部分です。痛みやだるさを感じ、睡眠や休息をとっても解消されない、顔や手にもむくみが出るなどの症状が出た場合は受診を。

むくみを解消するセルフケア

① 減塩&代謝を良くする食事

うす味を心がけて、水分の代謝を良くするカリウムを多く含む豆類、緑黄色野菜などを積極的に摂ると◎。

② ホットドリンクで水分補給

冷たい物や糖度の高い物は避けて、柑橘系やしょうが湯など、体温を上げる作用のある飲み物がおすすめです。

③ ソックスや足湯で足腰の冷えを予防

妊娠中はからだが火照ることもありますが、足湯、5本指ソックスやスパッツなどを履いて、夏でも冷え予防!

④ 適度な運動で下半身の筋力アップ

ウォーキングなどの適度な運動で下半身を筋力アップ&長時間同じ姿勢のときはストレッチを。

⑤ セルフマッサージで刺激を与えて血行促進

ふくらはぎの内側や、脚の内くるぶしから指4本分ほど上にある「三陰交のツボ」などを押してみましょう。


坂田 清美(さかた きよみ)先生

助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。

イラスト:きどふみか

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