化粧品会社に12年勤務しマーケティング・PR・WEBコンテンツ制作業務に携わる。現在はフリーランスとして活動中。趣味は旅をすること!文化の違う地に足を運び、人や食にふれ新たな出会いや景色を見ることが生きがい。
地震大国日本。その他にも台風や大雨、津波など様々な災害が起こります。実際に災害に直面した時に、生き延びてその命を次につなげていくためにも、実践的な訓練や準備、知識を具体的に身に着けておくことがとても大切です。今回は478名のママが答えた「防災」についてのアンケート結果をご紹介致します。
※おやこ防災アンケート概要:期間2019年4月22日〜5月10日 インターネット集計babyco会員478名が回答
0歳の赤ちゃんと回答した方が63.7%。続いて父親・母親と回答した方が多い結果に。
災害の経験がある方は46.2%。約半数以上の方は一度も経験が無いという結果になりました。
1位は、地震。続いて台風、大雨という結果に。最近では、台風や大雨は事前に予測できる場合もありますが、地震は夜中や明け方に突然やってくることもあるので、日頃からの備えが大切です。
「はい」と答えた方は、9%。ほとんどの方が避難所での生活経験が無いですが、お子様と一緒に避難所で生活するのは、想像しただけでも不安が大きいですね。不安がさらに大きくならないように、避難グッズなど必要なものは事前に準備しておきましょう。
「はい」と答えた方が26.6%もいらっしゃいました。地震が起きた時に備えて、家具が倒れてケガをしないように、背の高い家具を置かないようにしましょう。置く場合も倒れないように転倒防止の工夫をしましょう。
「はい」と答えた方が、43.1%。確かに日常生活の中では、さまざまな物に囲まれて暮らしているので、仕方ないと思ってしまいがちですが、今一度、赤ちゃんの周りに地震によって落下してくる物がないかチェックしましょう。
また、メリーを赤ちゃんの頭の上に設置しているという方も多いです。赤ちゃんを笑顔にする「メリー」も、落下すれば「危険物」です。通常なら危険な物ではないですが、落下した時のことを考慮して安全な場所に設置しましょう。
では実際に赤ちゃんのための避難グッズを準備しているママはどの位いらっしゃるのでしょうか。
「はい」と答えた方は、28.2%。セットになっている市販の非常持ち出し袋には、子供用のグッズは入っていないので、中身の点検が必要です。お子様に必要なものは追加で購入し緊急時に備えておきましょう。
赤ちゃん用の災害用備蓄グッズ上位は、紙おむつやおしりふきなどの排泄関係が多い結果に。2位には粉ミルクが選ばれました。また、レトルト食品、ベビーフードなどの食品も上位に入ってきています。最近では赤ちゃんのための液体ミルクも発売されているので活用しましょう。
「はい」と答えた方は、26.8%。せっかく災害用備蓄グッズを準備していたとしても、使い方が分からない…食品も本当に食べられるに値するものなのかが分からない…などいざという時に役に立たない場合があります。防災は、実際に体験して災害に備えるということが重要なポイントです。
さらに、備蓄グッズの消費期限などの期限を確認して更新しているかをお聞きすると、44.4%の方が、チェックをしていないという結果に。食品や電池はもちろん、消費期限があるグッズもあるのでぜひ、半年に一度は中身を確認してください。期限が近いものは、実際に使ってみる、試食してみるなど、体験に回すのがオススメです。
◆背の高い家具を置かない。置く場合も転倒防止の工夫をする
◆赤ちゃんの周りに地震によって落下してくるモノがないかチェックする
◆市販の非常持ち出し袋には、子供用のグッズは入っていないので、中身を点検する
◆災害用備蓄グッズは、実際に使ってみたり試食して事前に試しておく
◆災害用備蓄グッズの消費期限は、半年に一度確認して更新する
防災は、実際に体験して災害に備えることがとても重要です!ご自宅の近くの避難所の確認や、一度ご家族で足を運ばれると良いと思います。